約束のネバーランド 【潜伏①】 4巻 28話 ネタバレ
約束のネバーランド 4巻 28話 ネタバレ 【潜伏①】
こんにちは、美月です。
ジャンプらしからぬ漫画と話題の
原作:白井カイウさん 作画:出水ぽすかさんの
「約束のネバーランド」
ここかはら4巻(第26話~第34話)をレビューします。
ネタバレ確認前に本編をという方は、こちらの無料お試し読みをどうぞ。
「約束のネバーランド」で検索してください。
ここからは 4巻 28 【潜伏①】 のネタバレ
(濃いネタバレ含みます。ご注意ください)
「最初から」と驚きの返答をしたレイ。
ヒトは誰もが幼い頃の記憶を失くす「幼児期健忘」がある、と話を続けます。
しかし、ごくまれにそれが起こらない人間がいる。
「俺には胎児の頃からの記憶がある」と告白しました。
生まれる前からの断片的な記憶のピース。
生まれた後は赤ん坊をその内5つに振り分けられ、暗いトンネルを抜けて施設へ来た。
自分の記憶と現実との差を目の当たりにし、違和感を覚え、文字を読めるようになってようやく、そこが孤児院ではない。
「現実が虚構だった」と理解したと言います。
6歳の誕生日にママに確かめ、ママの反応を見て真実だと確信を持つのでした。
エマとノーマンはこの話を聞き、本部と隣接する5つのプラント、それがGF農園であると理解します。
さらに門の先にあるのは本部。
そこには多くの鬼や人間がいることを知ります。
だからこそ警備は甘く、強化も見込めないであろうことをレイは主張しました。
そして「これを使え」とノーマンに何かを投げます。
「左耳にあててスイッチを押す。それで発信機を無効にできる。この方法ならママに通知されない」と説明しました。
ノーマンに渡したものはレイがママから得た報酬で長い長い年月をかけて作った発信機を無効にする装置でした。
そしてロープはドンとギルダに作ってもらっているとレイは付け加えます。
ノーマンは明日姿を消し、エマの足が治ったら脱獄。
「ノーマンは死なせない」
「全員絶対生きてここを出よう」と手を取り合い、エマ達は意志を再確認しました。
そして食堂での一場面。
ママが笑顔で「ノーマンの里親が決まったの。急だけど明日夜出立よ」とみんなに知らせます。
笑顔でいるノーマン。
レイやドン、ギルダは険しい表情を浮かべる中、他の年少者たちは笑顔で「おめでとう」と言ったり、別れを惜しんで泣き出したり。
ケガをしているため、ベッドで食事をとるエマはノーマンのためにケガを早く治して、すぐ逃げようと意気込むのでした。
その後、寝室へ戻ったノーマンは引き出しの中にあるペンを見つけ、「何だこれ」と不思議そうな表情で手に取ります。
そして翌日、いつも通りの朝を過ごし、テストを受けて、幸せな時が流れる孤児院。
全てがいつも通りの中、ノーマンが姿を消しました。
ここからは 4巻28話 【潜伏①】 の感想、考察
レイは胎児の頃からの記憶があるという驚きの事実が明らかになりました。
みんなが5つのプラントへ分けられていく様子、左耳に発信機を埋められた記憶もあるのです。
ママに事実確認をし、「取引をしたい」と申し出たレイの後ろ姿。
その左耳には数本の傷がありました。
発信機を取り出そうとしたのでしょう。
当時6歳だったレイ。
その幼さにして全ての真実を背負い、一見幸せに見える空間の中で、常にどこかで孤独を感じ、一人で戦ってきたのではないでしょうか。
その努力の成果である、発信機を壊す装置をノーマンに差し出します。
長年の我慢と努力の結晶で大切な家族であり友人を救える、そう思うレイの気持ちを考えると胸が熱くなります。
3人が手を繋ぎ、生き生きとした表情で「生きてここを出よう」と言うシーンはレイの今までを考えると感動そのものでした。
そんな中、ノーマンはペンを見つけます。
クローネがエマ達に残していったペンです。
おそらく今後の彼らにとって大きな手掛かりになるに違いありません。
そしてノーマンは計画通り、消えました。
うまく潜伏、さらにその後も無事に合流できるのでしょうか。
耳寄り情報
※新刊6巻が11月2日に発売!!
※11月15日まで、1巻がまるまる無料で読めます。
BookLive!無料お試し読みはコチラ
▽ ▽ ▽
「約束のネバーランド」で検索してみてください。