約束のネバーランド 2巻 10話 ネタバレ 【コントロール】

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こんにちは、美月です。

ジャンプらしからぬ漫画と話題の

原作：白井カイウさん　作画：出水ぽすかさんの

「約束のネバーランド」

ここかはら2巻（第8話～第16話）をレビューします。

ここからは 2巻 10話  【コントロール】 のネタバレ

（濃いネタバレ含みます。ご注意ください）

訓練、そしてクローネとの鬼ごっこにより、隊列を組んでの逃走を考えたエマ達。

年長者であるドンとギルダに事情を話し、隊列を率いてもらおう、

そしてママとシスターを1人ずつ2対1で「封じて」いこうとノーマンは提案します。

ママ達にも鬼たちが管理する上での細工がある可能性を考え、

殺すのではなく、拘束しようと言うのでした。

ママはクローネを全体の見張りとして利用します。

標的を特定しようともせず10日以上エマ達を自由にするママ。

これにより、ノーマンはママが既に標的が自分たち3人であると特定できていると確信します。

発信機からは断定はできないし、特定できているのになぜ自由にするかを不思議に思うエマですが、

「既に他の見張りがそばにいたら？」と言うレイの一言に表情を変えます。

つまり子供達の中に内通者がいる。

この結論にたどり着くのです。

ママにとって大事な情報源となる人物は標的の掌握と制御に利用したのだろうと推測を進めます。

一方ママはクローネに「あなたは保険」「あなたは標的を知らなくていい」と告げ、

クローネから見た子供達との鬼ごっこの印象を聞きます。

「とても優秀で特別な・・」と答えるクローネですが、

その瞬間にママがわざと隙を作り、鬼ごっこをさせたことに気付くのです。

それをも見通した上でママは「今度は道を誤らないで」と言ってその場を去るのでした。

ドンとギルダが情報源である可能性があると警戒するレイに対し、

もしそうならこちらの切り札になるとノーマンは答えます。

逆に情報を操作し、有利な状況を作り出す。

「もうママに負けない」とすごい形相で誓うノーマン。

レイからあと10日ほどで発信機を壊す算段が整う話を聞き、

脱獄決行は10日後の11月8日にしようと話します。

ここからは 2巻 10話 【コントロール】 の感想、考察

リスク回避のため、ママとクローネは殺さずに拘束。

そして内通者がいる。

その子供の役割。

ありとあらゆる角度から物事を考え、推測を進めるノーマン。

エマを守ってみんなを逃がす、もうママに負けない、

と心の中で誓うノーマンの表情は恐ろしいものがあり、意思の堅さが伝わってきます。

また、3人にとって信じてきた家族の中に内通者がいるということへのショックは計り知れないのではないでしょうか。

内通者探し、そして10日後に迫る脱獄の日。

新たな課題をどう切り抜けていくのか見物です。

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